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Search Analytics 利用前の準備 (BigQueryとの接続手順)

画面左メニューからSearch Analytics項目から「Search Analytics BigQuery」をクリックします。データセットの管理画面が開きます。右上「データセットを追加」をクリックします。

AmethystサイドバーのSearch Analytics BigQuery項目

Search Analytics BigQueryのデータセット一覧

BigQueryの接続方法について以下の4通りの方法があります。いずれかの方法を選んでください。

✅ BigQueryに詳しくない場合は、多くのユーザーにとって「BigQueryを用意せず、Amethystにデータを預ける」が簡単です。

一括データエクスポートが使えない、または使いたくない場合のみ「GSC APIで接続する(API connection)」を検討してください。データ上の制約があります。


BigQueryを用意せず、 Amethyst にデータを預ける

Section titled “BigQueryを用意せず、 Amethyst にデータを預ける”

📝 ご自身でGoogle Cloud プロジェクトを設定・課金する必要がありません。

  • Search Console エクスポートデータをAmethyst以外で直接使用することはできません。

管理タイプ「Amehtystで管理」を選択し、データセットを追加します。

AmethystのBigQueryデータセット追加ダイアログ

Search Analytics BigQueryのサービスアカウント欄

管理タイプ「Amethystで管理」のデータセットが追加されていることを確認し、データセット名をコピーします。

次に、Google Search Console 上での一括データエクスポート設定を行います。

Google Search Consoleへ移動し、調査したいSearch Console プロパティの左メニューから “設定” を選択し、更に “一括データエクスポート” を選択します。

一括データエクスポートが強調されたGoogle Search Console設定画面

“エクスポート先を設定する” 欄に以下の情報を設定し、“続行” を押します。

Cloud プロジェクト ID:amethyst-data データセット名:Amethystの画面に表示されるsearchconsole_から始まる文字列です

データセットIDを表示したSearch Analytics BigQueryの行

データセットの場所:米国 (US)

作成ボタンを押すと、48時間以内(実際は1時間程度で)データが反映され、Search Analyticsが利用可能になります。

GSC APIで接続する(API connection)

Section titled “GSC APIで接続する(API connection)”

📝 Search Console の BigQuery 一括データエクスポートが使えない、または使いたくない場合に選ぶ方法です。

API connection のデータセットを追加する前に、ワークスペースで次を準備してください。

  1. Search Console プロパティ — Google ログイン、またはワークスペース設定で追加した Google サービスアカウントで Search Console プロパティを登録します。API connection では User プロパティとサービスアカウントプロパティのどちらも使えます。

プロパティ登録手順は Search Consoleプロパティの登録 を参照してください。

bulk export と比べて、API connection には次の制約があります。

  • Search Appearances — Search Appearances データは利用できません。
  • capture rate — site 粒度のクエリ capture rate は 100% 未満になり得ます。URL 粒度の表示では匿名化クエリは除外されます。
  • 自動化 — 管理タイプ API connection のデータセット作成は web UI のほか、MCP / AI chat(create_search_analytics_bigquerymanageType=APIpropertyID、任意で backfillMonths)からも行えます。
  1. 左メニューから Search Analytics BigQuery を開き、データセットを追加 をクリックします。
  2. 管理タイプ API connection を選択します。
  3. Google ログインまたはワークスペースのサービスアカウントで登録した Search Console プロパティ を選びます。
  4. バックフィルする履歴の月数を選びます(3・6・12・16 ヶ月。既定は 16 ヶ月で、Search Console API の一般的な履歴ウィンドウです)。期間が長いほど取得データは増えますが、完了までの時間と API クォータの消費も増えます。
  5. データセットを追加 をクリックしてバックフィルを開始します。

作成後、API connection のデータセット行には sync status バッジが表示されます。

状態意味
Pendingバックフィルがキューに入り、まだ開始されていません。
RunningSearch Console API からデータ取得中です。
Doneバックフィルが完了し、Search Analytics で利用できます。
Failed同期がエラーで停止しました。取得できる場合、バッジ下やツールチップに失敗理由が表示されます。

バッジにカーソルを合わせると、最新同期日、同期済み日数、capture summary(ある場合)を確認できます。Pending または Running の間は、sync status が自動で更新されます。

データセット作成時に短いバックフィル期間(3・6・12 ヶ月など)を選んだ場合でも、後からデータセット一覧の sync status から履歴を最大 16 ヶ月まで延長できます。データセットの削除と再作成は不要です。延長するとバックフィルは先頭から再開されるため、重複する期間のデータが再取得される場合があります。BigQuery へのロードは冪等ですが、Search Console API の追加クォータを消費する可能性があります。

自社のBigQueryにこれからエクスポートする

Section titled “自社のBigQueryにこれからエクスポートする”

📝 手順が多く複雑です。

  • ご自身のSearch Consoleエクスポートデータへのアクセスを維持します。
  • Google CloudプロジェクトとBigQueryを設定する必要があります。
    • ストレージ費用(データの保存量に応じた課金):データは貴社のGCPプロジェクトに保存されるため、貴社のGoogle Cloud請求として発生します。
    • クエリ費用(Amethystの操作によって発行される読み取りクエリの課金):Amethyst側のGCPプロジェクトで実行されるため、貴社への追加請求は発生しません。

まず、BigQueryへのエクスポートを行います。以下の手順に従い、BigQueryAPIの有効化、サービスアカウントの登録、データエクスポート設定、Amethystへの権限付与を行ってください。

  1. Google Cloud コンソールを開きます。

  2. メニューから、 “API とサービス” › “有効な API とサービス” を選択します。

📌 プロジェクトがない場合は選択できません。先にプロジェクトを作成してください。

APIとサービスを選択したGoogle Cloudナビゲーション

  1. “API とサービスの有効化” を選択します。 データを追加ボタンがあるBigQueryコンソール画面

  2. 検索ボックスに “bigquery” と入力し、選択肢から ”bigquery api” を選択します。 BigQueryを検索したGoogle Cloud API検索結果

  3. 無効になっている場合は、”有効にする” を選択します。 有効にするボタンがあるBigQuery API画面

  4. “API が有効です” と表示されれば BigQuery API の有効化は完了です。 有効化済みステータスを表示したBigQuery API画面

Google CloudへのGoogleサービスアカウントの登録

Section titled “Google CloudへのGoogleサービスアカウントの登録”
  1. Google Cloud のメニューから “IAM と管理” を選択します。 IAMと管理を選択したGoogle Cloudナビゲーション

  2. “アクセス権を付与” を選択します。 アクセスを許可ボタンがあるGoogle Cloud IAM権限画面

  3. 新しいプリンシパルに、次のサービスアカウント名を貼り付けます。

search-console-data-export@system.gserviceaccount.com

プリンシパルのメールアドレス欄があるBigQueryアクセスパネル

  1. [BigQuery ジョブユーザー] と、 [BigQuery データ編集者] の 2 つのロールを付与します。 プリンシパルとロール欄があるBigQueryアクセスパネル

  2. “保存” ボタンを押して、サービスアカウントの追加は完了です。

constraints/iam.allowedPolicyMemberDomainsによりポリシーの更新に失敗する場合

組織が「許可したドメイン(例:自社ドメイン)」のGoogleアカウントにしか権限を与えられないように制限されている状態です。

以下の手順で、Google Cloudコンソールの「組織のポリシー」設定を変更してください。

  1. Google Cloud コンソールにログインします。 https://console.cloud.google.com/

  2. 組織を選択します。 画面上部のプロジェクトセレクターをクリックし、プルダウンリストから目的の組織(ドメイン名が表示されている項目)を選択します。

    組織の選択画面

  3. 組織のポリシーページへ移動します。 画面左上のナビゲーションメニュー(☰)から「IAMと管理」>「組織のポリシー」を選択します。

  4. 「ドメインで制限された共有」ポリシーを検索します。 ポリシーの一覧が表示されます。フィルタに「iam.allowedPolicyMemberDomains」と入力して検索してください。

    ドメインで制限された共有ポリシーの検索

  5. ポリシーを編集します。 検索して表示されたポリシーをクリックします。詳細画面が表示されたら、「ポリシーを編集」をクリックしてください。

  6. 許可ドメインを追加します。 以下の手順で、新しく許可したいドメインを追加します。

    • 「カスタマイズ」を選択します。
    • 「置き換え」ではなく「結合」を選択すると、既存のポリシーと新しいポリシーをマージできます。「置き換え」を選ぶと既存のドメインが消えてしまうので注意してください。
    • 「ルールを追加」をクリックします。
    • 「ポリシーの値」で「許可」を選択します。
    • 「ポリシーのタイプ」で「カスタム」を選択します。
    • 「カスタム値」の入力欄に、許可したいドメイン名(system.gserviceaccount.com)を入力し、「完了」をクリックします。
    • 最後に画面下部の「保存」をクリックしてポリシーを適用します。

Search Consoleの一括データエクスポート設定

Section titled “Search Consoleの一括データエクスポート設定”
  1. Cloud プロジェクト ID を確認するために、Google Cloud メニューの “Cloud の概要” › “ダッシュボード” を選択します。 Google CloudナビゲーションでBigQueryを検索する画面

  2. “プロジェクト情報” › “ プロジェクト ID” を確認します。 Google CloudコンソールのAPIとサービスカード

  3. Google Search Consoleの、調査したいプロジェクトの左メニューから “設定” を選択し、更に “一括データエクスポート” を選択します。 一括データエクスポートを選択したSearch Console設定画面

  4. “一括データエクスポート” ページで、1、2 で調べた Cloud プロジェクト ID を入力します。 “データセット名”、”データセットの場所” は変更の必要はありません。続行を押して一括データエクスポート設定は完了です。 Search Consoleの一括データエクスポート設定フォーム

Amethystサービスアカウントへの権限付与

Section titled “Amethystサービスアカウントへの権限付与”
  1. Amethystの画面左下”ワークスペース設定”をクリックします。 Amethystで強調表示されたワークスペース設定項目

  2. サービスアカウントのメールアドレスをコピーします。 BigQueryプロジェクトの権限設定画面

  3. BigQueryへ遷移し、“エクスプローラー” 欄からデータセット “searchconsole” をクリックします。 BigQueryのデータセット詳細画面

  4. ”共有” › “権限” をクリックします。 BigQuery上のSearch Consoleデータセット操作メニュー

  5. “プリンシパルを追加” をクリックします。 プリンシパル追加ボタンがあるBigQueryデータセット共有パネル

  6. “新しいプリンシパル” にコピーしておいたサービスアカウントのメールアドレスを入力、ロールを “BigQuery データ閲覧者” とし、”保存” を押して完了です。 プリンシパルとロール欄があるBigQueryアクセスパネル

Search Analytics BigQueryのサービスアカウントメールアドレス欄

プロジェクトID・データセット名の登録

Section titled “プロジェクトID・データセット名の登録”
  1. BigQueryへ遷移し、“エクスプローラー” から Google Cloud プロジェクト ID とデータセット名を確認します。

  2. ここからはAmethystの操作です。”Search Analytics BigQuery”をクリックし、データセットを追加します。

  3. 確認した Google Cloud プロジェクト ID とデータセット名を登録します。

  4. データセットを追加ボタンを押すと、48時間以内(実際は1時間程度で)データが反映され、Search Analyticsが利用可能になります。

自社のBigQueryがすでにあり、Amethystに閲覧権限を付与する

Section titled “自社のBigQueryがすでにあり、Amethystに閲覧権限を付与する”

📝 ご自身のSearch Consoleエクスポートデータへのアクセスを維持します。

  • Google CloudプロジェクトとBigQueryを設定する必要があります。
    • ストレージ費用(データの保存量に応じた課金):データは貴社のGCPプロジェクトに保存されるため、貴社のGoogle Cloud請求として発生します。
    • クエリ費用(Amethystの操作によって発行される読み取りクエリの課金):Amethyst側のGCPプロジェクトで実行されるため、貴社への追加請求は発生しません。
  1. Amethystの画面左下”ワークスペース設定”をクリックします。

  2. サービスアカウントのメールアドレスをコピーします。

  3. ここからはBigQueryの操作です。Amethyst サービスアカウントへの権限付与を行います。BigQueryへ遷移し、“エクスプローラー” 欄からデータセット “searchconsole” をクリックします。

  4. ”共有” › “権限” をクリックします。

  5. “プリンシパルを追加” をクリックします。

  6. “新しいプリンシパル” にコピーしておいた「サービスアカウントのメールアドレス」を入力、ロールを “BigQuery データ閲覧者” とし、”保存” を押して完了です。

  7. BigQueryへ遷移し、“エクスプローラー” から Google Cloud プロジェクト ID とデータセット名をコピーします。

  8. ここからはAmethystの操作です。”Search Analytics BigQuery”をクリックし、データセットを追加します。

  9. コピーした Google Cloud プロジェクト ID とデータセット名を登録します。

  10. データセットを追加ボタンを押すと、48時間以内(実際は1時間程度で)データが反映され、Search Analyticsが利用可能になります。